田野辺の天祭天棚

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天祭に欠くことのできない天棚は二階建ての屋台で、初日の午前中に組み立てられ、一階を天棚下、二階を天棚上という。

天棚下には太鼓三、笛二、金一、による囃子連中が入り、「クワイチガイ」の囃子を演奏する。

天棚上には、日天、月天、十二支天の掛軸をかけ神官と行人が祈祷をする。十二支天の掛軸は文政七年(一八二四)のものである。

天棚は文久年間の製作で永野万右衛門が寄贈したものである。

市貝町指定有形民俗文化財
昭和四十七年十月一日


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